自然災害を知ることが防災対策⁉災害の大枠2選

🌪️ 災害の種類と特徴 🌊

災害は自然現象や人為的な要因によって発生し、さまざまな種類があります
ここでは、代表的な災害の種類とその特徴を紹介します

特に今回の記事は嫌な思い出を連想してしまう内容を多く含んでいます
苦手な方や思い出したくない方は今回は見送っていただいてもいいと思います

嫌な記憶を乗り越えるのも教訓にするのも大切ですが、それは時と場合を選んで
ご自身で向き合えるようにできたら1番だと思います

🚨 ⚠ 注意
「この記事の内容は、あくまで参考にしてください。実際の災害時には、状況に応じて柔軟に対応してください。また、最新の防災情報を定期的にチェックし、必要に応じて備えを見直すことが大切です」
「自分の命を家族の命を守れるのは自分自身です」


🌍 1. 自然災害

🌊 水害(洪水・津波・高潮)

  • 洪水:大雨や台風による河川の氾濫や都市部の排水不良で発生
  • 津波:地震や海底火山の噴火によって発生し、沿岸部に大きな被害
  • 高潮:台風や低気圧の影響で海面が上昇し、沿岸地域が浸水
    水害はここ近年多く発生しています

    津波にいいイメージがある人はいないと思います

    特に東日本大震災発生時の大津波を見た方は記憶に焼き付いている方も多いと思います
    当時私は、ニュース番組で津波を見ましたがフィクションだと思うほど非現実的な光景を目の当たりにしました

    建物・自動車・船とありとあらゆるものが津波により押し流されている光景をみて驚愕したのを覚えています
    ほんの数分で街ががれきの山になってしまったあの映像を忘れることはないと思います

    当時一番高い津波が来たとされているのが福島県相馬市で9.3m以上だったそうです

    津波による浸水が30㎝でも流されるおそれがあり、1mを超えると死亡率は100%になると想定されています!
    これを参考にしたら安全な地域に避難できていないと命の保証はありませんね

    高台など安全な場所への避難を最優先に考え、「命を守る行動」をとりましょう

    このように津波がくることが警報されたらすぐに避難しないと高確率で死亡のリスクを伴います
    気象庁の発表している「津波の高さと被害の関係」より引用
    津波の高さと被害との関係

    水害対策として有効なのは土嚢や水嚢・止水版などがあります
    川の増水で床上・床下浸水などは上記のようなもので防げることもあります

    個人ではなかなか用意するのは難しいですが、企業などは対策手段として検討してみてはいかがでしょう



🌋 地震・火山噴火

  • 地震:プレートの動きによる揺れで建物倒壊や火災を引き起こす
  • 火山噴火:マグマの噴出により火山灰や溶岩流が発生し、広範囲に影響

    九州・島原半島の雲仙岳は、1792年の噴火活動で死者1.5万人という日本で最大の火山災害を起こしました
    およそ200年間ほぼ休眠状態にあったのですが,1990年11月に噴火を再開しました

    このように火山は日本でも大きな被害をもたらした歴史があります

    現在日本にどのぐらいの活火山があると思いますか?


    その数は、気象庁の調べで111あるとされています
    「活火山マップ」地質調査センターより引用
    活火山分布図

    47都道府県で単純計算すると各都道府県に2ヶ所以上あるということです
    これを多いと感じるかは人次第ですが、私は多いと思います

    特に日本の代名詞の山「富士山」も活火山に含まれています
    富士山がもし噴火したら被害は想像を絶するものになります
    火山灰は直線
    距離で132km以上離れた千葉県にも届くと想定されています!
    NHK「富士山噴火 被害想定」より引用
    富士山噴火 被害想定とハザードマップ、避難計画は

    火山噴火での主な被害
    ・噴石、火山灰
    ・火砕流
    ・溶岩流
    ・火山ガス
    ・火山泥流など

    気象庁「火山災害の種類」より引用
    火山災害の種類

    避難時はハンカチやマスクで鼻と口を覆い、ガスを吸わないようにすることが大切ですね
    避難時の大切な情報が下記に載っています
    参考にしてみてください
    内閣府「噴火時避難」より引用
    【噴火時避難】



🌀 台風・暴風・竜巻

  • 台風:強風と豪雨を伴い、広い範囲で被害をもたらす
  • 暴風・竜巻:強力な風が局所的に発生し、建物やインフラに甚大な被害

    1時間に50ミリの雨、これは傘が役に立たなくなる程非常に強い雨だといわれています
    近年の台風は規模が大きい傾向にありますよね

    地球温暖化により台風の数の増加、海面の上昇から高潮被害と相乗して被害が大きくなっています
    降水量・風速は更に強まると予想されています

    その結果、様々な被害が拡大することが予想されています
    ・降水量の増加で河川の増水による洪水被害
    ・雨風による不作による農作物への被害
    ・強風による建物への被害
    ・ライフラインの停止

    その他にも被害がでることがあります

    ちなみに台風がどう発生するか皆さんは覚えていますか?
    学生時代に習っているとは思いますが、
    ご紹介しますね

    1 太陽の強い日射によって海水温が高くなります
    2 海上で上昇気流が発生します
    3上昇気流によって大量の水蒸気が反時計回りに渦を巻きながら上空に昇ります
    4多量の水蒸気を含んだ下層の空気が上空で集まり、多数の積乱雲が発生します
    5積乱雲が集まり渦が大きくなると熱帯低気圧となり、それが発達すると台風になります

    上記の条件で発生します

    台風が発生して避難指示などが出ているときは早めの避難をしましょう!


    環境省の「勢力を増す~我々はどのようなリスクに直面しているのか」より引用
    勢力を増す台風 〜我々はどのようなリスクに直面しているのか
    こちらは学びになりますよ

⛰️ 土砂災害(地滑り・土石流・崖崩れ)

  • 長雨や地震によって山の斜面が崩れ、家屋や道路を埋める

    上記でも紹介した台風などで土砂災害も増加していますね
    土砂災害の発生前には様々な前兆があるといわれています
    【土砂災害の前兆】
    ・がけや斜面から水が湧き出る
    ・井戸や川の水が濁る
    ・小石がバラバラと落ちてくる
    ・地鳴り、山鳴りがする
    ・降雨が続くのに川の水位が下がる
    ・樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる
    ・山肌に亀裂ができる
    ・山の斜面の木が倒れる
    ・山肌から茶色く濁った水が流れ出てくる
    ・がけや地面にひび割れができる

    五感で感じれるものが多いですが、危険な場所には絶対に近寄らないようにしましょう!!

    また、土砂災害警戒区域等の地図が都道府県・気象庁から発表されています
    土砂災害警戒区域にはイエローゾーン・レッドゾーンと区分があります

    イエローゾーンレッドゾーンの違い】
    ・イエローゾーンは土砂災害のおそれがある区域で、警戒避難体制の整備を図ることを目的として指定されています
    ・レッドゾーンはイエローゾーンの中でも建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じるおそれがある区域で、住宅等の新規立地の抑制等を目的として指定されています

    自身の住んでいる地域のハザードマップを一度確認することが対策になります

    一例です
    神奈川県横浜市のハザードマップより引用
    土砂災害ハザードマップ – 横浜市



❄️ 大雪・雪崩

  • 大量の雪が積もることで交通麻痺・交通事故、雪崩による被害が発生
  • 除雪作業中の事故

    日本海側は大雪被害が毎年報告されます

    大雪では特に交通系のインフラ・除雪作業中の事故が多く発生します
    路面凍結によるスリップ事故は雪が降っていない地域でもありますよね

    雪が降る地域ではスタッドレスタイヤ・チェーンを備えていると思いますが、
    そうでない地域はこういった対策をとっていないことが多いです
    自分が気を付けていてもスリップした対向車との事故は避けきれないですね
    更にこういった事故の多くの原因として「急にブレーキをかけすぎた・急ハンドルをきったこと」が挙げられています!

    東京海上日動火災保険より引用⇩
    冬道でスリップしないためには | 安全運転ほっとNEWS

    また、ニュースでもよく聞く除雪作業中の事故では屋根からの転落による事故が多く発生します
    除雪作業を行わないと建物の倒壊、屋根からの雪が落下し下敷きなるなど被害が出るのでやらざるをえませんね💦

    【事故の原因】
    ・1人で作業をしていた
    ・高齢者の作業
    ・安全具(ヘルメットなど)を装着せずの作業
    などが挙げられます

    安全具と2人以上での作業は改善できる可能性が高いですよね
    近所の方、地域のコミュニティーで協力して改善することが大切です
    高齢の方の作業はなかなか難しい問題です
    地域の若者が率先して参加できる環境づくり・法人として取り組むなど1人だけでは改善できないと思います
    やはり協力して改善する取り組みが重要ですね‼


🏭 2. 人為災害(人的ミスや事故による災害)

🔥 火災(都市火災・山火事)

  • 都市火災:地震や事故、放火による建物火災
  • 山火事:乾燥した森林で火が燃え広がり、大規模な被害をもたらす

    山火事が発生するニュースをみると心が痛みますね
    そこに住む動植物の命・住処がなくなってしまいます
    原因として挙げられるものがいくつかあります
    【山火事原因】
    ・乾燥による落ち葉の摩擦からの発火
    ・焚火などの火の不始末
    ・たばこの残り火    
    など自然的に起こるものも上げましたが大元をたどると人が原因になっています

    大切な自然、これまでに環境を破壊してきてしまったことを過ちと認めて小さなことから環境を守る行動が大切です
    個人でもできる資源のリサイクル・リデュース・リユースを実行してみましょう!

🛤️ 交通事故・インフラ崩壊

  • 鉄道・航空・船舶事故:輸送機関の故障や人的ミスで大事故に
  • ビル・橋・道路の崩落:老朽化や地震でインフラが崩壊

    ビル・橋・道路の老朽化が近年おおきな問題になっていますね
    道路の陥没は水道管や排水設備の劣化により腐食などで起こることが多いです

    水道管の法定耐用年数は40年とされています
    1960~1970年代に水道管の普及が進んだこともあり、もう耐用年数をすぎていますね
    公共事業としてしっかり整備をして安全に生活を送れる環境が整うことを願っています

    厚生労働省「水道の現状と水道法の見直しについて」より引用
    水道の現状と 水道法の見直しについて

    道路に被害が出ると交通障害がおき、配送業などにおおきな被害がでますね
    私たちが日頃から利用しているAmazon・楽天などのネットショッピングだけでなくスーパーや家電量販店などありとあらゆるところへの配送に影響が出ます

    整備や修理には課題も多いと思いますが、公共団体には施策として頑張ってもらいたいですね


🦠 感染症・パンデミック

  • 新型ウイルスの流行:世界的なパンデミック(例:COVID-19)
  • 食中毒や病原菌の拡散:不衛生な環境で感染が広がる

    皆さんも知っているコロナウイルス、世界的に大きな被害を及ぼしました
    ・イベント、学校など行事の自粛
    ・倦怠感、味覚障害などの後遺症
    ・企業は営業活動縮小
    など様々な被害を及ぼしています

    コロナウイルスにより世界の状況が変わってしまったといっても過言ではありません!

    学校行事では、「修学旅行」「入学式・卒業式」など記憶に残るイベントが自粛やリモート開催したり、一生に一度のイベントが台無しになってしまった人も多いと思います

    後遺症では、生活スタイルや食生活が変わってしまった人もいると思います
    様々な変化に追いつくので精一杯ですよね💦

    経済面では、営業活動縮小により売上の低迷、人員削減によりリストラなど大打撃を受けた企業・個人の方は苦労していますよね

    感染症は個人だけでなく社会にも大きな影響をもたらします
    こういった時は環境を変えるいい機会ととらえピンチをチャンスに変えられたらいいですね😊

🚨 まとめ:災害への備えが重要!

🌟 「どんな災害があるか知ること」が、対策の第一歩!
それぞれの災害に備えた準備をしっかり整えておくことが重要です!

災害により社会が大きく変わることもあります
取り残されないように備え、対応をするように日々心掛けたいものですね

ピンチをチャンスにこの精神は私も大切にしようと思います!

🚨 ⚠ 注意
「この記事の内容は、あくまで参考にしてください。実際の災害時には、状況に応じて柔軟に対応してください。また、最新の防災情報を定期的にチェックし、必要に応じて備えを見直すことが大切です」
「自分の命を家族の命を守れるのは自分自身です」

💡 「備えあれば憂いなし!」
「災害はいつ起こるかわからないからこそ、今すぐ準備を始めましょう!」
この記事が役に立ったら、家族や友人とシェアして防災意識を広めていただけたら嬉しいです!

今回のタコ知識

今回もタコの豆知識を紹介します

「イカ墨パスタ」は皆さんも聞いたことがありますよね
しかし、「タコ墨パスタ」は聞いたことがありませんよね
なぜタコ墨は料理に使われないかはわからないですよね

イカ墨と比較するとサラサラしすぎていて、料理に使いにくいという難点があり、タコ墨料理はあまり普及しなかったという説があります

ではまた次回の記事で

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